恒例・夏のきものパーティーinスイスホテル

2016年8月27日


みなさま、こんにちは!

もう8月も終わりに近づき、夕暮れにも秋の気配を感じるようになってまいりました。といっても日中はまだまだ暑いですけれど。

そのような中、恒例になっております「夏のきものパーティー」がスイスホテルで催されました。50名ほどの少人数で夏の着物を着て美味しいものを食べ、イベントを楽しむという毎年のお楽しみでございます。今年は本当に厳しい暑さではありますが、先日朝日新聞で料理研究家の大原千鶴さんが「炎暑こそ:日陰と風通し 和服でまとう」(←朝日新聞デジタル)という夏の着物に関する記事を書いておられました。洋服は肌を露出することで涼しさを得ようとするけれど、夏用の和服は身につけることで涼しくなる。身につけることで肌に日陰を作り気持ちよく風が通る。和服を着るということは日陰と風通しをそのまま身体にまとって歩くようなものだと、とても素敵な表現をなさっています。そして、古来からの天然素材でできた着物は触れるだけではわからない、着てみて初めて「なんて軽くて涼しいのかしら」と実感するとも書かれています。着物を日常に着てらっしゃるからこそのお話に深く納得する記事でしたのでぜひお読みいただければと思います。

さて、そんな夏の着物をお召しになった方々がスイスホテルにお越しくださいました。年々、皆様の夏の着物の着こなしが格段にアップしてきているように思われます。本当に様々な着姿でその方その方の雰囲気にぴったりに着こなしていらっしゃる様子が頼もしく、誇らしく、嬉しく思いました。

司会はこちらも恒例、池本部長で、開会のご挨拶を社長が務めさせていただきました。恒例過ぎてうっかり写真を撮るのを忘れてしまいました。社員一同ももちろん全員着物です。若い男性スタッフもこの日のためにと能登上布を誂えたそうでとってもかっこよかったです。

そしてこちらのお客様に乾杯のご発声を頂きました。朗らかに明るく元気にご挨拶頂きました。黒に白いラインがすっきりとした素敵な訪問着です。

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スイスホテルの美味しいコース料理を頂きながら、初めにお客様から、地蔵盆にちなんでご詠歌を披露していただきました。いつもは楽しく冗談ばかり仰るお客様の凛としたお姿に少し驚き、りーんりーんと鈴をならしてのご詠歌に気持ちが改まった心地がいたしました。どうもありがとうございました。

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そしてお楽しみの皆様の美しい着姿を堪能できますファッションショーです!今回は34名の方々に出場して頂きました。さっそくご紹介して参りましょう!

トップバッターはこちらのお方。大好きでいらっしゃる紫の小紋は濃淡の違った段ぼかしになっています。帯の紫がぴったりの雰囲気で、帯留めやアクセサリーもすべて紫を意識してコーディネートされています。とってもおしゃれな着こなしです。

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こちらは豪華な訪問着が艶やかなお方です。訪問着でも夏物はあっさりしたお柄が多い中でこれほどのお柄は珍しいです。とても華やかで一際目を引きます。髪飾りも豪華で美しいトータルコーディネートです。

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こちらは薄緑が夏らしい小紋です。無地に見えますがぼかしで色々な色味が入っています。これは夏単衣の生地だそうで長い期間着用できるのも嬉しいところです。あっさりと爽やかなコーディネートです。

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鮮やかなブルーが印象的な絽の附下の方です。ダイビングがお好きだというお客様にとてもお似合いの海を思わせる深いブルーをとても力強く着こなしていらっしゃいます。白だけで描かれた萩に白い帯で夏らしいコーディネートが素敵です。

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こちらの方は麻の訪問着に千地康弘先生の蓮糸で織られた帯をコーディネートされました。濃淡のあるお柄に黒地の帯が良く合います。後姿では肩からの笹のお柄が帯に重なりとても印象的なコーディネートになっています。

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裾の流水のぼかしが美しいツタのお柄の訪問着に石板染めの夏帯です。夏の濃い色目の着物は白場が映えて美しいです。ワントーンコーデがとてもおしゃれ度の高いコーディネートです。

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こちらは初めての夏着物をお召しの方です。着物、帯、ともに能登上布です。夏の着物の憧れ、上布はとても涼しくさらっと着て頂けます。あっさりとした中に帯留めがアクセントになったすてきなコーディネートです。

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続きまして同じく上布の着物ですがこちらの方は宮古上布です。帯は八重山上布だそうです。どちらも夏の逸品です。とても気に入って頂いているそうです。夏の着物のお手本のような素敵な着姿です。

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こちらの絹紅梅はとても個性的なエジプト柄の小紋です。同じく茶系の夏帯をコーディネートされました。一見シックで、よく見ると遊び心のあるお柄というとても楽しい着物です。

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こちらもはっと目を引く爽やかな水色の麻の葉柄のキモノイキモノの夏小紋です。初めての夏着物だそうで、草履も揃えてご購入されたそうです。とても楽しく着こなしてらっしゃる元気の出るコーディネートです。

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こちらの方は毛利ゆき子先生の小紋にひふみやさんの半巾帯です。半巾帯には愛猫マロンちゃんの可愛お姿を描いていただいたそうです。足跡もてんてんと描いてもらってのオーダー帯です。帯留めも猫ちゃんなのです。

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こちらの方は着物も帯も夏牛首のコーディネートです。後姿が撮れていなくてごめんなさい。涼しくて着やすい夏牛首は強くお勧めしたい夏着物です。涼やかなモノトーンですっきりと着こなされています。

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こちらの方は夏大島紬です。たてにお柄のように見えるのは織模様なのです。変わり織が美しい透け感のある大島紬です。帯は佐波理でパーティーらしく着こなしてらっしゃいます。

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こちらの方は夏結城です。お三人続けて日本三大紬の牛首紬、大島紬、結城紬の夏物となりました。無地の結城に大胆なお柄の洒落帯が映えます。ぽちっと赤い帯飾りがアクセント。すっきりスマートなコーディネートです。

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一転、夏のフォーマルのこちらのお方。クリーム色の絽の訪問着は和田光正先生の金彩友禅です。柔らかな金の袋帯もぴったりで輝くばかりの着姿となりました。とても美しいですね。

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続きまして同じく和田先生の金彩友禅の訪問着です。裾ぼかしの薄いグレーが上品です。合わせた帯は佐波理の袋帯です。色目がぴったりでこれ以上ないほどの素敵なコーディネートになりました。

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まずは前半の方のご紹介をさせて頂きました。夏の着物は今ではなかなかお召しになることも少ない中、これだけの様々な着こなしをされる本きもの松葉のお客様は間違いなく着物上級者です。憧れの素敵な着姿をぜひたくさんの方に見て頂きたいです。まだまだ後半戦もお楽しみになさってくださいね!

 

 

 

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