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成人式は振袖以外でもOK?服装の選択肢と割合・マナーを解説

成人式で振袖以外の着物を選んだ女性の後ろ姿

成人式は振袖以外の服装で参加してもマナー違反にはなりません。実際にスーツや袴、ドレスを選ぶ新成人もおり、振袖以外を選ぶことは決して珍しくありません。

とはいえ、「振袖じゃないと浮いてしまうのでは」「どんな服装なら失礼にならないの」と迷う方も多いはず。この記事では、成人式で振袖以外に選ばれている服装の種類、実際に振袖以外を選ぶ人の割合、参加する際の注意点を、大阪で7店舗を展開する振袖専門店「本きもの松葉」が解説します。

成人式で振袖以外の着物を選んだ女性の後ろ姿

成人式は振袖以外でも本当に大丈夫?

結論からいうと、振袖以外の服装で成人式に参加しても問題ありません。振袖は「着なければならない」ものではなく、フォーマルな装いであれば服装の種類は自由です。

振袖が「第一礼装」とされる理由

振袖は未婚女性の第一礼装とされ、長い袖と華やかな柄が特徴です。成人という節目を祝う気持ちや、厄払い・清めの意味が込められているとされ、多くの新成人が選ぶ服装になっています。

ただしこれは「振袖が最もふさわしい選択肢のひとつ」であることを示すものであり、振袖以外を着てはいけないというルールではありません。実際に、式典にふさわしいフォーマルな服装であれば、スーツやドレス、袴などで参加している新成人もいます。

成人式で振袖以外を選ぶ人はどれくらいいる?【自社アンケート】

本きもの松葉が実施したアンケートでは、成人式に参加した(する予定の)女性のうち約9割が袴・振袖を着用しており、振袖以外を選んだ人は1割程度という結果でした。少数派ではありますが、珍しい選択ではないことがわかります。

調査概要内容
対象全国の10代~70代の男女300名
実施時期2023年(本きもの松葉調べ)
成人式での袴・振袖着用(予定)率全体73%/女性のみ90%

同アンケートでは、袴・振袖を着なかった(着ない予定の)人がどのような服装を選んだかも聞いています。

振袖・袴以外を選んだ人の服装割合
スーツ86%
私服次点
コスプレ次点

振袖・袴を着なかった人のほとんどがスーツを選んでおり、次いで私服、コスプレという結果でした。振袖以外を検討している場合、まずスーツを候補にする人が多いといえそうです。

※調査概要:全国の10代~70代の男女300名を対象に2023年に実施(本きもの松葉調べ)。調査結果の詳細はこちら。より詳しいアンケート結果は「成人式の振袖着用率は73%!?みんなはどうした?どうする?」でも紹介しています。

成人式で振袖以外に選ばれる服装の種類

振袖以外で成人式に参加する場合、主に「スーツ」「ドレス・ワンピース」「袴」「訪問着など振袖以外の着物」の4つが選択肢になります。それぞれの特徴を見ていきましょう。

スーツ

振袖以外の服装のなかで最も多く選ばれているのがスーツです。動きやすくお手入れもしやすいため、式典後に友人と食事や二次会に行く予定がある人にも向いています。ジャケットとスカート、またはパンツのセットアップを選ぶ人が多く、色は黒や紺、ベージュなど落ち着いたものが好まれます。スーツを選ぶ理由やコーディネートのポイントは「【成人式】女性がスーツで参加するメリットは?」で詳しく紹介しています。

ドレス・ワンピース

華やかさを求めるなら、パーティードレスやフォーマルなワンピースも選択肢のひとつです。振袖に近い華やかさを演出できる一方、露出の多いデザインや普段使いのカジュアルなワンピースは式典の場にふさわしくないため避けましょう。羽織ものを合わせて防寒対策をしておくと安心です。

袴

振袖と同じ和装でありながら、着付けの負担が軽く動きやすいのが袴の特徴です。振袖ほど選択肢は多くありませんが、個性を出しやすく、卒業式の袴を成人式でも活用できる場合があります。振袖と袴の違いや選ぶ際の注意点は「成人式に振袖ではなく袴を選ぶのはアリ?魅力と注意点をチェック」で解説しています。

訪問着・色無地など振袖以外の着物

「和装は着たいけれど振袖ではないものを」という場合は、訪問着や色無地も選択肢になります。訪問着は模様が縫い目をまたいで繋がる「絵羽模様」が特徴で、既婚・未婚を問わず着用できる準礼装です。色無地は模様のない一色染めの着物で、紋を入れることでフォーマルな場にも対応できます。どちらも振袖に比べて年齢や場面を選ばず、成人式後も着る機会をつくりやすい着物です。

一方、普段着として着用する小紋や紬は、模様や織り方は華やかでもカジュアルな着物に分類されるため、式典である成人式にはふさわしくありません。振袖以外の着物を選ぶ場合は、訪問着や色無地など格の高いものを選びましょう。

色無地や訪問着など振袖以外の着物を着た女性

振袖以外を選ぶ理由・メリット

振袖以外を選ぶ新成人には、次のような理由やメリットが挙げられます。

費用を抑えられる:振袖はレンタルでも数万円、購入ならさらに高額になりますが、手持ちの服やスーツであれば費用を大きく抑えられます。

動きやすい:振袖は袖や裾が長く、着崩れや歩きにくさが気になる場面もあります。スーツやドレスなら式典後の移動や食事も身軽に過ごせます。

準備や当日の負担が少ない:振袖は着付けやヘアセットに時間がかかりますが、洋装なら準備の手間を減らせます。

自分らしさを表現できる:華やかさよりも、自分の好みやなりたい雰囲気を優先したいという理由で振袖以外を選ぶ人もいます。

振袖以外で参加するときのマナー・注意点

振袖以外で参加する場合も、式典にふさわしい服装かどうかを意識することが大切です。

露出は控えめに:ミニ丈や胸元の開いたデザインは式典の場にふさわしくありません。フォーマルな印象のアイテムを選びましょう。

カジュアルすぎる服装は避ける:デニムやスニーカーなど普段着の延長になる服装は避け、ジャケットやワンピースなど改まった印象のものを選びます。

防寒対策をする:成人式は冬に行われることが多いため、コートやストールを準備しておくと安心です。

式典中の私語は控える:服装にかかわらず、式典中の私語やスマートフォンの使用は控えましょう。

成人式の服装に関するよくある質問

成人式で振袖以外の着物は着られますか?
はい、着られます。訪問着や色無地など格の高い着物であれば、成人式にふさわしい装いになります。ただし、小紋や紬など普段着として着用する着物は式典にはふさわしくないため避けましょう。
成人式で振袖以外を選ぶ人はどれくらいいますか?
本きもの松葉が実施した全国300名アンケート(2023年)では、成人式に参加した(する予定の)女性の約9割が袴・振袖を着用しており、振袖以外を選んだ人は1割程度という結果でした。少数派ですが、珍しい選択ではありません。
成人式に振袖以外で出席するのはマナー違反になりますか?
マナー違反にはなりません。振袖は「着なければならない」ものではなく、フォーマルな装いであればスーツやドレス、袴でも問題なく参加できます。

成人式は振袖を着ることが一般的ですが、振袖以外の服装で参加しても決してマナー違反ではありません。スーツやドレス、袴、訪問着など、自分に合った服装を選んで一生に一度の成人式を迎えましょう。もちろん、振袖に興味がある方は、ぜひ一度お近くの本きもの松葉の店舗で試着してみてください。

(最終更新日:2026年9月20日)

 

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