2026年5月19日
みなさま、こんにちは!
本きもの松葉4代目入社記念、未来創成展へお越しくださいました皆さま、誠にありがとうございました。
社長が3代目として入社したのがつい最近のようでもあり、遠い昔のことのようでもありますが、今こうして息子が入社して、お客様や社員の皆さんが温かく迎え入れて下さっていることに深く感謝申し上げます。
催事には長く、初代から4代目まで!ご愛顧いただいていますお客様もお越しくださって、とてもありがたく幸せな気持ちを感じると共に、これからも長く愛される呉服専門店として精進していかねば、と気の引き締まる思いも感じております。
4代目ともども、本きもの松葉を今後ともどうぞよろしくお願いいたします!
さて、今回は4代目入社記念といたしましてカンボジアシルクのオリジナルブランド「綾遥架」から限定商品を製作いたしましたので、私は期間中ずっと綾遥架の着物と帯を着ておりました。
4代目と一緒に。息子も少し着物に着なれてきましたでしょうか。一條庵のお召の単衣に綾遥架で作った角帯をしめております。私も綾遥架の絣織の着物に、こちらが今回の記念限定商品の名古屋帯を締めております。詳しくは後ほど!



こちらも絣織りが全体に入ったタイプの綾遥架です。あ、帯締めが下がってます。



そしてこちらがカンボジアの天然染料で染めた無地の綾遥架です。独特の艶感があり無地でも存在感があります。
今回、西陣で作られています綾遥架のオリジナルデザインの帯地に、カンボジアの天然染料で染めた絹糸をポイントに織り込んだ名古屋帯の新作を作って参りました。私の向かって左側に掛けてある帯です。
織りの帯ですのでセミフォーマルにも使えておしゃれの幅がぐんと広がります。
薄手の生地でオールシーズン対応です。今回、とてもご好評いただき嬉しく思っております!



期間中ずっとしめておりましたこちらの帯は、IKTTさんから購入した伝統絹絣織りの布を使い製作しました。
カンボジア内戦で一時は途絶えかけていた伝統の絹絣織りの技術を復活させることに尽力された森本喜久男さんが設立したIKTTは今年で30周年を迎えました。
私たちがカンボジアシルクの着物を手掛けてからIKTTさんと代理店契約を結び、何度かきもの館でもご紹介させていただいております。
今回IKTT30周年と4代目入社記念とでコラボさせて頂こうと、3月にIKTTの布を作っているカンボジアの伝統の森と、ショップへ行って参りました。ディレクションマネージャーの岩本みどりさんと。

伝統の森では桑を育て、蚕を育てるところから布が織りあがるまでの全てがこの伝統の森で行われています。蚕はカンボジア原種のゴールデンシルクです。


染料はこの森で育てられた植物から作られています。

絣糸の括りも素晴らしいです。

ショップは今年新しくなり、二階には森本喜久男さんが長年かけて収集された古布や織りの道具。森本さんの手記などが展示してあるミュージアムになっています。

そこで、森本さんのコレクションの一枚を再現して織り上げた一枚を選び、この度の限定名古屋帯を製作いたしました。
こちらが古布です。

再現された布。

IKTTはシェムリアップ州にあります。絣織の産地はタケオ州で、IKTTはタケオから職人を連れて行き設立されました。
そのタケオへも息子と行って参りました。昔だったら一日で移動できたかわかりません。朝出発して夜に着く、という感じだったのでしょうか。今もシェムリアップからプノンペンまで車で6時間ぐらい、プノンペンからタケオまで2時間ぐらいです。
いつもお世話になっているタケオの皆さんと。

こちらのお宅では私たちがオーダーしている絣織の着物の製作中で、息子に織りの体験させてくださいました。が、出来上がりが変になるんじゃないかとハラハラしていたら、察してくれて「もう一回ほどいて織りなおすから大丈夫」と言ってくれました。優しい。


そして、今回はちょっと盛りだくさんですが、ここで福田店長の部屋を。
こちらは花倉織りの着物に博多の本袋の角帯、だったかな?
いきなり雑な説明ですみません。


そしてこちらは上等なデニム生地、名前を忘れました。また福田店長に聞いてみて下さい。半衿と帯を赤にしてカッコいいですね!足袋は麻だそうです。きもの通は細部にもこだわります。

「着物を通じて人生を豊かに」
本きもの松葉の企業理念です。着物を通じて人生を豊かに、そして着物を通じて異国文化にも触れられる、様々な楽しみをこれからも皆様にご提供していけますよう頑張って参ります。