こんなときなので明るい話題を

2020年4月15日

昨年あたりから宝くじの確率を確かめています。
うちの阿倍野アポロ店の下の階に宝くじ売り場がありまして、店に行く途中に毎回スクラッチくじを買っています。漫画のワンピースの200円のカードを5枚合計1000円分買います。一等賞金は50万！です。100万や200万のもありますが、そんな欲ボケのものは狙いません。一番穴場的なやつを狙います！一回200円で50万を狙うという算段です！ひひひ。50万なら当たりそうだと思いませんか？しかし、なぜかいっこうに当たる気配はございません・・・
すでに100回（合計10万円）は買っているなかで、200円が４，５回当たっただけです・・・10万円買って、換金されたのが1000円・・・
よくよく考えたら一枚200円で50万を当てる気なのですから、無謀です。最近気づきました。
その無謀さを証明するかのように、スクラッチカードを買うとき、売り場の中にいるおばさんの顔がいつも何かをこらえています。
当たるわけないやろ、この欲ボケが！50万やったら当たる思てんか！
と、いまにも吐き出しそうです。しかし、彼女はこらえてます。
今にも当たりそうな期待で胸を膨らまし、財布からお金をだし、おまけに昔からいつも死んでいると言われる目が輝いている僕を止めてくれません・・・
カードを買うと全部その場で削ります。結果はいつも惨敗です。
そして、外れカードをそこに置いてあるごみ箱に入れた刹那、「ごめんね～」と鶯のような美しい声とチンパンジーのような純粋なまなざしを向けてくださる。売るときのあの悪い顔はどこに行ったの？パパ・・・と思いながらも、その慰め言葉がカードが外れたショックの残る自分の心に上手に響くのです。そしてまたやろう～となるんです。アメとムチで完全に嵌められています。しかし惑わされてる場合ではないのです。すごいことに最近気づいたんです！
１回5枚買って1000円で50万狙うわけです。1000円を500倍に増やそうとしているのだから簡単ではありません。これを年末ジャンボなどの金額に換算すると、なんと、100万円買って５億狙っていることになるわけです。
100万も買えば当たるような気がします。しかし、1000円で50万狙っているのと同じことなんです・・・
200円のカード500枚削っても当たりませんでした。ということは100万円を20回買って通算2000万買っても5億は当たらないということなのです。
なんてひどい・・・
「買わない選択肢はないやろ～」などと言うてるコマーシャルありますが、家で洗濯してたほうがましだ。ダジャレではない！
でも、夢を買っているんですよね。だから、買うのは1枚でいいですね。
みなさんそんなことは百も承知ですよね・・・