2021年5月27日
タイトル:マフィア
最近、便器は生き物だということに気付きました。
奴らの食料は「うんこ」です。いつも大口開けて待ってます。僕たち、みんな警戒心が無さすぎです。奴らの前では老若男女、みんなおもいっきり肛門見せてます。
まだ和式種(生き物なので種と名づけさせていただきます)は、ましです。
和式便器の形って、前が丸くて流線型で、なんか、新幹線みたいですし。
めっちゃ速そうな形やのに、便所以外どこも行かれへんのが情けなくて良い。
めっちゃ流線型なのに便所から動けないの。
どっか走りたいんやろうなあ。でも線路のうえ便器が走ってたらやっぱりおかしいな。和式種は、まだかわいげがあるんです。
しかし、洋式種(洋式便器)は全く違います。奴らはマフィア(洋式なので)です。
どっしり腰を構え座っています。まさに大口あけて我々を待ち受けています。
僕らは一番弱い姿をさらけだし、奴らの思うまま、えさ(うんこ)を与えています。
最も恐怖を感じるのは、えさを与えたあと(何回もすいません、うんこした後って意味です)の緊張の一瞬です。
奴らは銃(ウォシュレット)を構えています。緊張の一瞬です。
強烈な一発を食らわされます。しかも肛門ど真ん中に。
種によって、強烈な一発を撃たれるときがあります。
僕は、知らないトイレに入るたびに、びくびく怯えています。
どんなに強烈な一発を見舞われるかと思うと、もう、「うんこつけたまま出ようかな」ってさえ思ったりします。
以前、予め強さを調べようと、便器に座らずにウォシュレットボタンを押して、水が「ぴゅー」って噴出し、えらい目にあったことがあります。
奴らにしたら、「確かめようとするなんて、俺らなめんなよ」って意味でしょうか・・・もちろん、便器なんてなめません(意味ちゃうか)。
だから、もう、うんこの後は、一発勝負です。ためし撃ちは出来ません。
うんこした後の、非常にデリケートになっている肛門に大きな不安を抱きながらも、一発勝負です。
先日、油断していて、強烈な一発を肛門に見舞われ、失神寸前まで追い込まれました。
昨日はリベンジでした。僕はうんこの後、しっかりと肛門を整え、締め付け、万全の体制でウォシュレットのボタンを押しました。
そして、思いっきり肛門を締め上げて待ち受けました。
おまけに、口まで「おちょぼ口」になりました。!
これは戦いです。
そしたら、一瞬間をおいて、「ぴゅっ」とでてちょろちょろろ~」とよだれのように水が出てきました。
なんと、肛門まで届いてない・・・肛門洗えない状態。
・・・思いっきり裏をかかれました。
ふと気付くと僕は悔しさのあまり、おちょぼ口になっていた自分の唇を噛みしめていました・・・
ぜったいに、あいつらは生命体だ。