2015年8月23日
みなさま、こんにちは!
サマーフェスタ開催中のきもの館です!今回は大きな総合催事と違って混雑することなくゆっくりと商品をご覧いただけます。明日までの開催となっておりますので皆様ぜひきもの館へいらしてください。期間中、丸洗い1000円のキャンペーンを行っております。気になるきものがございましたらぜひこの機会にお持ちくださいませ!
さて、もはや「展示会での着物」のご紹介です。今回は2組の着物を着ようと用意しました。一つ目は前回も着ました能登上布です。
上布は麻の織物です。「上布」というのは「上等な布」の意味なのです。木綿や絹織物ができるもっと以前はきものはこうぞ、葛、麻で織られ、その中でも上等とされたのは苧麻の細い糸で織られた麻織物で、これを特に上布と呼んでいたのです。能登上布、越後上布、宮古上布は夏の高級着尺として有名です。越後上布と宮古上布は国の重要無形文化財に指定されています。能登上布も歴史は古く崇神天皇の皇女が能登の人に麻の上布を織ることを教えたのが始まりとされ、2000年の歴史を持つことになります。明治には皇太子殿下への献上品に選ばれ、昭和35年には石川県の無形文化財に指定されました。かつて昭和初期の時代には120軒以上あった織元も今では1軒だけなのだそうですが、県内外からの若者へ技術の継承が行われているそうです。神話の時代からの能登織物の技術をとだえることなく伝ていく努力をされている工房の方々。能登に限らずですが伝統技術の後継者が少なくなっていく中で、こうして受け継ぐ若い方がいらっしゃることは嬉しいことだと思います。
今回は栗山工房の和染紅型の麻の名古屋帯と合わせてみました。長襦袢も麻ですのでオール麻のコーディネートです。
暑い時期の着物はあっさりとした色目が多いのでアクセントになる色目の染め帯は意外と重宝でした。
もう一組は絽の小紋です。私には珍しい黒地です。また出ました羅の帯に帯締めは赤が入ったもので、岩橋さんに「今日は攻めてますね!」と言われたコーディネートです。確かに今朝は久しぶりにこの黒地の小紋を着て、いつもとは違う感覚に襲われ普段では手に取らない赤の入った帯締めを選んでしまいました。「いつもとなんか違ーう!」と言われましたが、同時に「すごく細く見える!」とも言われウキウキ気分です。やはり色の効果ってあるんですね。
そしてここでお知らせを・・・。
弊社社長が詩吟をしていますことを皆様にはご存知頂いているかと思います。今日も尼崎で年に一度のクラウンレコードのリサイタルに出演しております。
続きまして明日、ラジオのNHK-FMで「邦楽のひととき」というam11:20からの30分番組にも出演いたします。2題吟じまして「楠公子に訣るるの図に題す」「易水送別」となっております。再放送は翌日25日の早朝5:20からです。みなさまお時間がございましたらお聞きくださいませ。
きもの館だけでなく、全店舗で明日までサマーフェアを催しております。丸洗いの1000円キャンペーンも各店で明日まで承っておりますので、ぜひ最寄りの店舗へお越しくださいませ!