2017年7月22日
みなさま、こんにちは!
梅雨も明け、猛暑の毎日になっております。先週から五日間催されました半期決算市には、暑い中たくさんのお客様にお越し頂きまして誠にありがとうございました。外は暑いですがきもの館の中はとても涼しく、着物に囲まれながら皆様とお話しできてとても楽しい時間を過ごすことができました。展示会の時しかお会いできない方もたくさんいらっしゃるので少しの時間でもお顔を拝見できて嬉しかったです。また遊びの会もございますのでぜひご参加くださいね!
さて、今回は恒例の「展示会での着物」編です。
今回は盛夏の着物です。「夏は暑いから着物は着ないわ!」とよく聞きますが、「暑いときは何着ても暑いから着物着ても一緒よね」と仰って下さる方もいらっしゃって、今シーズン売り尽くしとなります夏物コーナーは大人気でございました。
初日は絹芭蕉のススキのお柄の一方付け小紋に相良刺繍の名古屋帯です。絹芭蕉は芭蕉布に似せた絹織物でしゃりっとした夏着物です。帯は夏用に織られた生地に相良刺繍が施されています。今回からお太鼓柄も写真を撮ってもらうことにしました。
2日目は夏牛首の小紋としゃれ袋帯です。夏牛首もとても軽くしなやかで着やすい着物です。単衣時期から着ることができるので暑い時期はずっと着られます。帯も夏牛首でしゃきっとしてとても締めやすいです。この小紋の柄が何なのか、不思議なお柄で何かわかりません。
三日目は絽の七宝柄の小紋に初日の相良刺繍の帯を合わせました。絽は本当に盛夏の時期だけ、7、8月だけですのでまさに今の着物です。最近、単衣、夏両用の着物が増えてきて重宝だなと思う反面、こうして期間限定の着物もまた「今しかない!」と思って着るときに嬉しく感じます。季節に敏感なのも着物の楽しさの一つです。
四日目は絹芭蕉に大久保玄才先生の流水柄の夏名古屋帯です。藤色がかっているとはいえピンクの帯で気分も華やかになります。相良刺繍の帯もそうですが、夏仕様の織模様が素敵だなと思います。今回会場のあちこちにこの社長の似顔絵が貼られていました。よく似てますよねー!ちょっと可愛いですけど。
そして最終日は絽の小紋に刺繍のしゃれ袋帯を合わせました。こちらの刺繍は相良刺繍とまた違って可愛い感じです。このコーディネートは初めてだわ!と嬉しがっていたのですが、去年の半期決算市のブログを確認すると同じコーディネートで着ていました。本当に記憶って完全に忘れることができるんですね。
暑いですけれど、やはり着物を着ると楽しい気分になります。毎月ペースで行われている着物を着て楽しんで頂く遊びの会は、もちろん真夏の今月もございます!
来週土曜日に、きもの館で夏祭りを開催いたします!12時半から夕方まで、屋台も出るお祭りをします。お祭りらしく浴衣でも、着てみたい夏着物でも、お好きな着物を着てきもの館へ遊びに来て下さい!イベントは和太鼓の演奏です。暑さを吹き飛ばす豪快な和太鼓の音色を聞いて屋台を楽しみましょう。本きもの松葉のお客様だけのお祭りです。参加希望の方は担当者か店舗の方へお申し込みくださいませ。