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寿初春大歌舞伎 大當り伏見の富くじ

2020年2月6日


みなさま、こんにちは!

節分も過ぎ、いよいよ年も明けたなぁと実感しております。

今年の節分は生まれて初めて豆まきをしませんでした。出かけていて帰りが遅かったからなのですが、豆まきをしない日が来るなんて・・・。お寿司は食べました。いい年になりますように。

さて、今回は久しぶりの「観劇編」です。

この度、いつもお世話になっておりますご婦人にお誘いいただきまして新春から歌舞伎観劇を楽しむことができました。1月から歌舞伎観劇できるなんて嬉しいな。しかも松本幸四郎さんに片岡愛之助さんが出演されていました。夜の部の観劇で義経千本桜、夕霧名残の正月、大當り伏見の富くじの三本でした。

 

新春の絶好の着物観劇日和だというのに、なんと私はお洋服で参上。なんてこと・・・。残念過ぎます。

ご婦人はもちろん素敵な着物姿でお出ましくださいました。

濃地の一方付け小紋で、雪輪のところは伊勢型で色々と違うお柄で入っています。ちゃんと前柄の部分が大きな雪輪になっていますし、なんとこの裏地!共の通し裏になっていて、八掛部分と胴裏部分とが染め分けてあって違うお柄なのです。すごく凝ったお染めで素敵でした。帯はお正月にふさわしく南天のお柄で。

松竹座のロビーで。

今回はご婦人も一緒にイヤホンガイドをお借りました。

物語だけでなく、出演者の解説もあったりしてよくわかります。ご婦人のコートも素敵です。

 

さて、一本目は義経千本桜から「川連法眼館の場」という場面です。「義経千本桜」という響きがドラマティックでとても魅力的なのですがお話自体は義経が主役という感じではありません。兄の頼朝に追われ吉野の川連法眼の館にかくまわれている義経のもとに家来の佐藤四郎兵衛忠信と共に静御前が会いにやってきます。実はその忠信は狐の化身で、偶然にも本物の忠信も義経のところにやってきて忠信が二人!となってしまいます。この二役を愛之助さんが演じられ、狐の化身の方はお衣装もふさふさになって欄干を渡ったり、木に登ったりという見せ場があります。狐の化身というと何か悪だくみがあると思われるかもしれませんが、そうではなく狐の親子の愛情物語で、愛之助さん演じる狐は子狐でとてもいじらしく最後は可愛らしく、帰ってから解説などを読むととても感動的なお話でした。

二本目のお話の夕霧さんは実在の太夫で吉野太夫、高尾太夫と共に三大名妓とされる美女で、夕霧が亡くなった後、夕霧を題材にした浄瑠璃や歌舞伎などが何度も上演されたそうです。実在の人物のお話で興味深いですが、夕霧と夕霧を忍ぶ伊佐衛門の舞がとても印象的な演目です。

そして、三本目!これは完全な喜劇で、もう途中から歌舞伎を見ているのを忘れて吉本新喜劇を見に来たのかなと思うほどです。と思ったら、ここは松竹座、実際松竹新喜劇でも上演されたのだそうです。

幸四郎さんが染五郎だった頃、明治時代の「鳰の浮巣」という歌舞伎の台本を見つけて構想を練っていたのだそうです。今回は再演だそうですがアドリブなのか皆さんのやりとりもリアルで、照明の使い方も現代的。最後は宝塚のパレードのごとく出演者の皆さんが登場。本当にとっても面白かった!思えばこれまでの歌舞伎観劇は暗いものや恐ろしいものばかりでしたのでとても新鮮!新春にふさわしい明るい演目で見終わった後爽快ですっきりしました。特筆すべきは一本目で静御前を、三本目で幸四郎さんの妹役を演じた中村壱太郎さんの可愛さ!!なんて可愛いの・・・。のぞ様のかっこよさ(タカラヅカのトップスター)に匹敵するレベルの可愛らしさです。途中で「これ、全員男性・・・」と、タカラヅカ観劇の時にふと気づく「これ、全員女性・・・」と同じ感覚に陥り「歌舞伎もやっぱりはまるわ・・・」と再確認いたしました。

ご婦人のおかげで年始から歌舞伎観劇ができて、今年も楽しい1年になりそうです。

次回はぜひ着物を着たいな。お誘いありがとうございました!

 

 

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