2024年12月26日
KAORIです。
近頃人気のこっちのけんとさんの「はいよろこんで」という曲を知った時妙にシンパシーを感じた。
なぜかと考えたら、そのタイトルが琴線に触れたからだと気づいた。
以前の投稿でも書いたが、私は結婚後すぐに夫の祖母の介護をしていた。
祖母は体が不自由になりほぼ寝たきり状態だった為、身の回りのお世話は私がしていた。
一人になるのを異常に不安がる祖母は、一日中ひっきりなしに私を呼んで用事を頼んできた。
精神的に追い詰められボロボロになった。
しかしその頃の私は、自己犠牲こそ美徳と考えていた。
名前を呼ばれる度に「はいよろこんで」精神を自分に強いていた。
介護生活も終わり、数年後弊社に入社した。
自分の為に時間を使えることが何より嬉しくて一生懸命働いた。
2~3年すると後輩が入社してくるたびに、手を貸したり面倒をみたくなる自分に気づいた。
営業職として「あの子のあのお客様に今アプローチするべきだな」と思いつくと、迷いなく「あのお客様の所に一緒に行こう」と後輩を促した。
ただのおせっかいかもしれないが、自己犠牲ではない「はいよろこんで」精神だった。
月日は流れ体が不自由になった今の私は、人の面倒はみれなくなった。
それでもまだ人のために何かしたい気持ちが内在している。
しかしここまで書いて気づいたが、私は自分自身をもっと面倒みてあげないといけない・・・
今までの自分を「あっちのKAORI」とするならば、「こっちのKAORI」は自分のお願い事にこそ
「はいよろこんで」精神を発揮するべきなのだ。
来年こそは「あんな事がしたいな~」と願いが湧き出たら
軽やかに言おう・・・「はいよろこんで!」