京都芸術センター

2016年2月9日


みなさま、こんにちは!

今回は「観劇」編ですけれど観劇ではないのです。今年はこのカテゴリーにまだ宝塚大劇場の写真が登場していないとはいい調子です(と言ってもまだ2月上旬・・・)。もしかするとこのカテゴリーは「お出かけ」編にした方がいいかもしれません。こだわらず行きたいと思います。

この度、お友達に誘われて京都芸術センターで催されておりました「伝統芸能ことはじめ」という無料講座を受けに京都室町に行って参りました。

「名作から知る伝統芸能の楽しみ方」ということで、何もかも初心者な私に「今回のテーマは元禄忠臣蔵だから始めるにはちょうどいいかも」とご配慮いただき、松の廊下と討ち入り程度の知識しかない私ですのでドキドキしながらその日を迎えました。講義の先生は小林昌廣先生という方で定員100名の講座はすぐ満員になるほど人気の先生だそうです。和室の大広間に入るといかにも日本芸能にお詳しそうな落ち着いた方々がたくさん座ってらっしゃって恐る恐る参加しましたが、先生のお話は軽妙でテンポよく、笑い声が起きる楽しい講座で全く堅苦しさは感じられませんでした。

忠臣蔵と言っても「仮名手本忠臣蔵」と「元禄忠臣蔵」とあるのだと初めて認識しました。そういえば両方聞いたことあるなぁという感じです。忠臣蔵は史実が元で、江戸時代から人形浄瑠璃で上演されていたものが生身の人間の歌舞伎で上演されるようになったそうです。昭和に入って眞山青果が「元禄忠臣蔵」を書いてからはこちらの方が多く上演されています。どちらも読んだことはないですが、私のイメージする吉良上野介と大石内蔵助のあの忠臣蔵は眞山青果のものです。すごく長いお話のようですね。講座では舞台や映画、ドラマで描かれる忠臣蔵を紹介しながらその主題は何かというお話をしてくださいました。日本芸能でも文学でもどうも堅苦しくて面白くないのではないかと構えてしまうのですが、その根底に流れる感情の機微は日本人として持っている感覚があるからこそ感動し面白いと感じることができるのだなと思います。意識しないと忘れてしまいそうな日本人としての感覚を呼び起こしてくれるのが伝統芸能なんだなとあらためて感じました。

会場である京都芸術センターは、以前このブログでご紹介したことのあるところです。

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今は廃校になっている築130年の小学校を利用しているそうで、門にはもともとの小学校の名前と今の芸術センターの名前と両方かけられています。

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ここはなんと、いつもお世話になっております大松株式会社の八田さんの母校なのです。すぐ近くに大松さんの会社があります。室町は問屋さんがいっぱいで歩いているとお世話になっている問屋さんの会社があちこちにありました。

先月のきもの館の催しに来られた八田さんです。いつもありがとうございます。

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中に入るとレトロな感じが魅力的な建物です。

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桜のマークが小学校らしいですね。

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職員室だったのでしょうか。階段も懐かしい感じです。右側通行を守りましょう。

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始まるギリギリ前だったのでゆっくり見て回れませんでした。どうしてギリギリになったかというとお友達がお勉強だけではなく、その前後にお楽しみもちゃんと用意をしてくれていました。

まずは京都芸術センターからすぐ近くの北京料理のお店「膳處漢(ぜぜかん)」で美味しいランチを頂きました。こちらはもともと呉服商の建物だったそうで重厚で洋風な調度品の和洋折衷なインテリアに坪庭が見られる素敵な空間でした。お料理はもちろん美味しく、サーブして下さるお店の方も素敵でした。

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そして講座の後は甘いものやさんの「栖園(せいえん)」へ。こちらは明治18年創業の老舗和菓子店「大極殿」の甘味処で大変有名だそうで「琥珀流し」が名物だそうです。季節感のある月替わりのシロップが楽しみで、4月から12月のメニューだったのが今年から1月から3月のメニューも登場!今月は「チョコあられ」味でした。つるんと美味しいスイーツです。

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ここでも中庭がありました。京都は街並みだけでなく中に入っても素敵です。ついつい長居をしたくなります。

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その後六角堂さんをお参りしました。「聖徳太子が沐浴した池があるのよ」とお友達が教えてくれて興味がわきました。私は聖徳太子に縁のある学校に通い、聖徳太子のお墓がある太子町のそばに嫁いできたので勝手に聖徳太子様に親しみを感じております。この六角堂さんは聖徳太子が創建したのだそうです。またあらためてゆっくり来たいです。

そして最後はお友だちお勧めのパン屋さん「PAUL]でパン買って帰りました。意外にも京都はパンの町だそうです。日本の伝統が生き生きと根付いている町に最新の洋風インテリアのお店があるのに不思議と一体になっていてとても魅力的です。着物姿の人と金髪の西洋人が混在していてもそれも京都らしい風景です。

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「楽しいわぁ楽しいわぁ」と連発しながら室町界隈を案内してもらって充実の休日となりました。そして、教えてもらってばかりで教えて差し上げることが無いのを反省した一日でした。何にでも興味を持って積極的に勉強したいと思います。

京都は富田林からは電車で2時間、往復4時間の距離ですが、今月はきもの館に「京都」がやって参ります!

2月19日から22日までの展示会「都・えん遊会」(イベント情報←コチラ)では京都の作家さん、工房の素晴らしい作品が勢揃いし、舞妓さんやお料理など京都の魅力をたっぷり感じてもらえる催しです。皆さま楽しみにしていいてくださいね!

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