2025年9月15日
みなさま、こんにちは!
五日間催されましたきもの館でのお楽しみ三昧にお越しいただきましたお客様、暑い中本当にありがとうございました。今回は毎年ご好評いただいておりますお誂え企画で、作家の先生と一緒にお好みの着物や帯を作る楽しさを感じていただけたのではないかと思います。先生も驚くアイデアを仰るお客様もいらして、私もそばで楽しませていただきました。
今年は本当に暑くて、まだまだ夏物の着物が手放せません。今回は三枚、絹芭蕉と夏大島を着てみました。
こちらはすすきの柄の絹芭蕉に夏牛首のしゃれ帯を合わせました。写真に写っている着物が偶然どれも同じような色でどこに立ってるかわかりませんね。夏は着物を着るまでは勇気がいるのですけど、着てしまえば軽くて張りのある生地が着やすくて楽しいのです。ベージュから茶系の色使いでまとめてみました。
こちらは夏大島紬に結城紬の八寸帯です。グレーから黒の無彩色コーデにブルーの帯締めでアクセントにしてみました。夏大島も着てないぐらいに軽くて気持ちいいです。襦袢はまだまだ麻のものを着ています。お家で洗えてさっぱりします。
そしてこちらも夏大島紬です。帯は夏牛首の帯です。初日の夏牛首はざっくりした手触りで、こちらは滑らかな質感です。今はこちらのタイプしか作られていないそうで、ざっくりしたものはもう無いのだそうです。展示会では問屋さんや作家の先生などが着物の色々なことを教えてくださいます。そういうお話ができるのも展示会の魅力だと思います。
さて、お待たせしました。福田店長の部屋でございます。着物愛が強く知識も豊富ですが、知識だけでなく着物の着方や取り合わせ、八掛にこだわってらしたり、裄が足りないときに継いで仕立ててあったりと、何でも自分のものにしてしまう福田店長の着こなしをご覧ください。あ、今回は全部洗える着物です。
着物を着楽に楽しく、と着楽楽着付け教室のネーミングのようですが、着物を自分流に楽しんでいただきたいですし、そんな楽しいお手伝いができたら私たちもとても嬉しいです。
おうちに眠っている着物のご相談も最近は増えて来ています。着物のことなら呉服専門店の本きもの松葉へ何なりとお申し付けください!