2024年4月23日
KAORIです。
夫人の前投稿にもありましたが、今月のきもの館催事に華道家の假屋崎省吾(カーリー)先生がご来場されました。
今年は先生とお話できませんでしたが、昨年4月にご来場された際のお話を少々・・・
その日私はカラー診断を始めたばかりで緊張で終始顔が引きつっていました。
先生のコーナーと私がカラー診断をしている所は遠く離れていたので、ご挨拶すらできない状況でした。
3日目のお客様が少なくなった時間のことでした。
「ちょっとちょっとーあなたそこで何をしてるの~?」先生がニコニコしながらこちらにやってきました。
横に座られたので、私は自身のプロフィールを見ていただきました。
そこには半身麻痺になった身体のことも記載しています。ご覧になった先生は
「あなた一緒に住むご家族はいらっしゃるの?」とあれこれ質問して下さいました。
とても気さくで親身なお話しぶりに心がポッと暖かくなりました。
また、あれは確か先生が初めてきもの館催事にお越しになった十数年前のことです。
当時営業社員だった私はテレビでよく拝見する先生プロデュースの着物を見れると、ワクワクする思いで展示会現場にいました。
そして展示された振袖を見た時「なんてかわいいんだ!」と感動しました。すぐさまあるお客様に電話をしました。
その年の初めから何度も振袖のアプローチをしていたご家族で、お嬢様は学校とバイトで忙しくなかなかお店に来て頂けなかったのです
「カーリーの振袖とってもかわいいから見に来てください!」と電話するもあいにくお嬢様はバイトで都合がつかないとのこと・・
ところがなんと数時間して、バイト終わりのお嬢様とご両親が駆けつけて下さったのです。
嬉しさと驚きで慌てふためく私の横で先生が「は~いじゃあまずそのきれいな髪を結わせてちょうだいね~」とにこやかにおっしゃって、なんの躊躇もなくお嬢様の長い髪をサササ~ッと結い上げてくれたのです。
緊張した面持ちだったお嬢様のお顔がパッと華やぎました。お父様も目尻を下げてます。その様子に安心した私は楽しみながらご提案させて頂き、見た瞬間から一番素敵だと感じていた振袖をご購入頂いたのです。その後数年、何度かその振袖をお着付けさせて頂きましたが、その度にお母様はあの日の楽しかった思い出を話されていました。
假屋崎先生は美辞麗句を並べません。しかし先生に接しお話すると心が軽やかになります。
先生の発する言葉もまた美しく軽やかなのです。
まるで音楽を奏でるように。
きっと先生は心地良い愛の波動を出しているのだ・・・