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曾根崎心中と加賀友禅

2016年6月14日


みなさま、こんにちは!

少しご無沙汰してしまいました。梅雨真っ盛りで娘は「雨の日ってテンション下がる~」と言いますが、私はけっこう好きかもしれません。いや、快晴も好きですけど。どっちなんだ。ということで今回は観劇には行っていませんが「観劇編」です。以前お伝えしましたように観劇に限らずお届けいたします。そしたら「観劇編」じゃなくて「お出かけ編」にしたらどうなんだと思われそうですが「観劇」という言葉は残したい気持ちですので悪しからずご了承くださいませ。

先日、「伝統芸能ことはじめ」という京都芸術センターで行われました無料講座にお友達と一緒に行ってまいりました。冬に一度受けたことのある講座でこのブログでもご紹介しております(過去記事←コチラ)。今回は「曾根崎心中」が題材で、とても楽しみに参加しました。なぜなら、これも過去ブログ(←コチラ)でご紹介しております三谷幸喜さんの「其成心中」を観劇したときに「曾根崎心中」を読んでいて近松門左衛門を少しばかり知っていたからです。といってもあれから本物の文楽も歌舞伎も観ていないんですけど。でもワクワクと京都へ向かいました。講座の前にやはりお楽しみを用意してくれている親切なお友達です。京都芸術センターにほど近い、アフタヌーンティーを頂けるこちらのお店です。

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イギリスのお茶の文化は素敵ですが馴染みのないものだと思っていましたが 、イギリス文化に詳しいお友達のお話を聞いていると日本の茶道と同じものだとわかりました。お茶を頂くお作法やテーブルセッティングも、食器も、フラワーアレンジメントも、日本の茶道のお作法やお茶室のしつらえ、茶器などのお道具、華道と、本当に共通点ばかり。日本のお道具の骨董品もイギリスだとアンティークですものね。それにイギリスは王室があって島国。とても似てます。面白いなぁ。

アフタヌーンティーのセット。サンドイッチもスコーンもケーキもすべてお店の手作りだそうです。美味しかったです。

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食器は160年の歴史を持つイギリスでも老舗のバーレイというところのもので、とても細かい柄が素敵です。これは少しオリエンタルなお柄ですね。ブラックウィローというシリーズだそうで中国のお城みたいです。このクリーマーが牛の形をしていて口からピューっと出るのが面白い!

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またもや楽しみすぎてバタバタと京都芸術センターへ駆けつけることになりました。講座も始まりかけていましたがぎりぎりセーフ。いよいよ今日の本命です。

伝統芸能事始め

曾根崎心中は実際の事件をもとに書かれています。大阪梅田あたり、曾根崎新地にお初天神通りがあって、看板も文楽の人形の絵が描いてあります。学生の時もずっと梅田を通っていましたし馴染みの場所です。曾根崎の看板も毎日のように見ていました。でも実際にあった心中事件とは深く考えたことはありませんでした。その当時、世の中は忠臣蔵の事件があったりで娯楽の舞台はあまり賑わっていなかったそうです。そんな中、驚くことにこの曾根崎の心中事件発生からわずか一か月で上演されます。そして大ヒットしたそうです。事件から一か月、しかも実名で上演されるなん信じられません。あのお金をだまし取った九平次さんなんて、どんな顔して町を歩いたのでしょう。いや、もう外を出られないでしょう。講座では縁の地の解説や、文楽と歌舞伎で上演されたものを上映してくださって演者の解説もしてくださいました。若者の悲恋を描き「恋の手本と成りにけり」で結ばれるこの物語は大絶賛を博し本当に心中事件が続出し、「心中ご法度」という厳罰が作られたほどです。参考資料で三谷文楽の「其成心中」も少し上映されちょっと嬉しかったです。先生の解説はとても面白くてもっともっと聞きたいぐらいです。そしてやっぱり文楽や歌舞伎に行きたいと思ってしまいました。

講座の後、少しセンターを見学しました。前回でもお伝えしたように元小学校です。こんな銅像もありました。

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校舎の中は教室があり色々に使われています。喫茶店もあり図書室にはあらゆる芸術芸能の本やビデオ、DVDが閲覧できるようになっています。

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ここには美術館や演劇の案内が部屋いっぱいに置いてあります。京都に限らず、有名無名問わず、色々な案内が置いてあるので自分の興味のあるものを探すのに便利です。

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こんなのもありました。着物で行くと入場無料だそうです。

写楽

 

今回もすっかりお友達にお世話になってしまいました。楽しかったな。

さて、今週はきもの館におきまして「べっぴんの会」(イベント情報←コチラ)が催されます。加賀友禅を中心に伝統の逸品が会場を彩ります。京友禅と違い加賀友禅は下絵から彩色まで全工程を一人で行うので作家の先生によって持ち味が違います。加賀五彩と呼ばれる臙脂、藍、黄土、緑、紫で描かれる図柄は多彩でありながらしっとりとした風情があります。京友禅とのもう一つの違いは金彩や箔、刺繍、絞りなどの加工はせず手描きの染だけで仕上げられていることです。 染だけで表現される圧倒的な美しさをぜひ会場でご覧くださいませ!!

べっぴんの会

 

 

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