2016年6月21日
みなさま、こんにちは! 四日間催されました「べっぴんの会」に暑い中、また雨の中お越しいただきましたお客様、誠にありがとうございました。 会場には我々もため息のこぼれる加賀友禅や綴れの帯、結城、白山、しょうざんなどの紬、琳派の逸品、ろうけつ染めなどなど、そして逸品の素敵なジュエリーやクロコのバッグも、本当に素晴らしい商品が揃った展示会となりました。お世話になりました問屋さんの皆さん、本当にどうもありがとうございました。加賀友禅では加賀のことなら何でもご存じの語り部の先生が加賀のなんでも話をご披露くださりお客様にはお喜びいただけたのではないかと思います。先生は元気溌剌でいらっしゃいますが御年80歳だそうで、お話をお聞きしていると「へー!へー!」と驚くことばかりでした。先生、楽しいお話をどうもありがとうございました。
毎回違った素晴らしい商品が揃うこのきもの館での展示会、その度に美しいものに囲まれる幸せを感じています。日本の伝統の民族衣装でありながら普段でも着ることができる着物。形は同じでありながら、素材や技法でここまでのバリエーションがあるのも独特です。こんな衣服文化はほかの国ではあまり見られないのではないでしょうか。帯、帯締め、帯揚げや半衿、草履とそれぞれにもこだわりの世界があり楽しみがあります。着物の楽しみは本当に果てしないですね。
さて、今回は恒例の「展示会での着物」編です。展示会にはお客様も着物をお召しになって来られる方が増えてまいりました。皆様本当に美しく着つけていらっしゃって、コーディネートもとってもおしゃれで私がここで自分の着物を披露するのもお恥ずかしいのですが、「あ、そういえばこんな着物持ってたな、今度着よう。」など何かのきっかけになれば幸いです。
初日はしょうざんの着物に大久保玄才先生の流水柄の夏の名古屋帯です。もうすっかり気温も高くなり、着物は単衣ですがあとは全て夏使用です。今回、しょうざんのコーナーがありました。しょうざんと言えば生紬の茶屋辻のお柄がまずは思い浮かびますが、今回初めてしょうざんの染の着物が登場しました。生地も染の色合いも素晴らしい逸品でした。私は生紬のもので辻が花調のお柄です。
二日目は夏牛首に栗山紅型の麻の帯です。もう盛夏と同じコーディネートですね。でもこの日は実際30度を超えるとても暑い日でした。今回加賀友禅がメインで、石川県つながりで白山紬も出品されていました。牛首紬も石川県の白山のふもとで作られ、白山紬と同じ玉繭から作られていますが、白山紬は機械織り、牛首紬は製糸から織まですべて昔ながら手作業で作られているという違いがあります。牛首紬を作っている織元は二軒だけです。これは夏物で薄くて軽くて着やすいです。毎年よく着ています。
三日目は初日のしょうざんに三季さんの名古屋帯です。今回、久しぶりに三季さんが新しい小袋帯や名古屋帯、袋帯を揃えてきて下さいました。独特の手描きの染帯に刺繍が施された帯はどれも素敵です。とても人気があります。特に小袋帯は他にはないと皆様にお喜びいただいています。私も愛用しています。
そして四日目は二日目の夏牛首に昨日の名古屋帯を合わせました。この帯は先日寺内町に落語を聞きに行ったとき(過去記事←コチラ)にも藍大島に合わせたのですが、意外にいろんな着物に合わせやすいです。お柄もあっさりしているからでしょうか。ここ三日間締めているこの夏用の帯締めは色々な色がミックスされていて重宝しそうです。
そろそろ浴衣のシーズンです。ネットショップ「きもの遊美」(←コチラ)でも浴衣が大好評です!人気のお柄はあっという間に売り切れますのでお早めにご準備くださいね。そして店舗の方でも浴衣が並びます。この度、本きもの松葉で取り扱いの浴衣が雑誌に掲載されます! 明日22日発売のローティーン向けのファッション雑誌「ドリームガールズ」に、あべのアポロ店でかわいいモデルさんたちが素敵に浴衣を着こなしてくれている姿が掲載されます。着付けをしてくれたアポロ店の浅川さんと、なんと私もちらっと写っています。そのアポロ店は24日より店内催事(イベント情報←コチラ)をしていますのでそちらの方もぜひ覗いてくださいね!