2016年8月19日
みなさま、こんにちは!
少しご無沙汰してしまいました。「南国まつり」の後、少しお盆休みを頂いておりました。今年は子供が受験生なので家族旅行もなく、お墓参りとお友達とのお食事とお楽しみなどでゆっくり過ごしました。ここで、「お楽しみ」に敏感に感付かれたお方は私のことをよくご存じなお方か、このブログを私よりも熟読して下さっているお方に違いありません。そうです。今回は「観劇編」なのです。半年ぶりに「観劇編」の中の「観劇編」を書けるときがやって参りました。
宝塚歌劇は宝塚と東京に常設の大劇場があります。大劇場では各組の組子全員で公演し主演はもちろんトップスターです。では大劇場に出ていない間の他の各組たちは何をしているかというと、各組で二つか三つに分かれて、大劇場横のバウホールで公演したり、全国各地のホールを回る全国ツアーや、大阪、東京、名古屋、博多の劇場で行われる地方公演、ディナーショーなどなどあちこちで様々な演目を公演しているのです。組が分かれて公演しますのでトップスター以外が主演をすることになり、未来のトップスター候補だなと注目されます。
私の愛する雪組はこの夏、トップスター早霧せいなさん率いる「ローマの休日」と二番手の望海風斗さん主演の「ドン・ジュアン」の二組に分かれ全国を駆け抜けていきました。大阪では全国ツアーでも地方公演でも梅田にあります梅田芸術劇場で公演が行われます。私はご縁があって「ローマの休日」「ドン・ジュアン」の両方を観劇できるという幸せすぎる夏を過ごさせていただきました。
まずは8月に観劇いたしました「ローマの休日」は、女の子なら誰もが通るオードリー・ヘップバーン主演映画の宝塚初の舞台化です。最高に魅力的なヘップバーンのアン王女を演じるにはかなりのプレッシャーだったと思いますが、演技力には定評のあるトップ娘役・咲妃みゆ(愛称:ゆうみ)ちゃんが大健闘。ゆうみちゃんは本当にいつもしっかりと役になりきり安心して観劇できます。ゆうみちゃんは声がとても素敵で、セリフも聞きやすくその役柄に応じて声色もかわり生き生きと演じられています。トップスター・早霧せいな(愛称:ちぎ)さんも演技力のあるスターでこのトップコンビのお芝居は本当にいつも満足させられます。今回もちぎちゃんのイケメンぶりに骨抜きになりながら、「毎回こんな素敵なちぎちゃんに愛されるゆうみちゃんって、宇宙一シアワセ者!」とやり場のない怒りをほんのり感じつつ、笑いの溢れるほんわかラブストーリーに心暖かく幸せ気分にさせて頂きました。特筆すべきは、アン王女の髪をカットした美容師を演じた月城かなとくん!!いつもの最高にカッコいい素敵すぎるかなとくんが、まさかのコミカルなお役で弾けていました。もう~~~、何してもカッコいい・・・。またまた惚れ直してしまいました♡
そしてそして、こちらの妖艶なポスターにドキドキしてしまいそうな7月に観劇しました望海風斗(愛称:だいもん)さん演じる「ドン・ジュアン」はフレンチミュージカルの日本初上演です。「ドン・ジュアン」と聞くと何のことかなと思いましたが、これはフランス読みなんですね。イタリアのオペラ「ドン・ジョバンニ」と聞くと「あぁ!」と思われると思います。スペイン語では「ドン・ファン」で、これまた有名ですね。伝説の女たらしの色男が主役のこのお話、オープニングからジュアンに弄ばれた女たちが憎々し気に歌います。でもみな、捨てられて憎いと言いながらも愛してやまない様子。うーん、理解しがたい愛だわ・・・。だいもんはちぎちゃんがトップになったときに花組から雪組に組替えでやってきました。とても歌が上手く、花組にいたときから注目していてずっと好きだったのですが、ここ最近、急激に私の心を強く揺さぶるようになってきて、自分でも戸惑うほどだいもんが気になって仕方ありません。この手当たり次第に女性を口説き落とし、そのあとは氷のように冷たく捨てるひどい人間性のジュアンを「えー、絶対いや~」と思いつつ、フレンチミュージカル定番の難しいけれど素晴らしい楽曲を見事な歌唱力で歌い上げ、汗を飛び散らせながら熱演しているだいもんを観ていると、公演を見終わるころには「もしジュアンがのぞ様(下級生は「のぞ様」と呼んでいます。私ももうすでに「だいもん」などと気楽に呼べない)なら、捨てられるとわかっていても、いいかも・・・しれない・・・。」と完全にのぞ様の魅力にノックアウト。宝塚にしては濃厚でヘビーな公演で、見終わると少々ぐったりしましたが、のぞ様の歌唱力と存在感をたっぷりと堪能させていただきました。
宝塚にはまるきっかけになった元雪組トップスターの音月桂さんは爽やかで優しく素敵で私の永遠のロミオ様なのですが、またそれぞれに違った魅力でちぎちゃんものぞ様もかなとくんも永遠輝せあくんも素敵だし、ほかの組にもそれぞれに素敵なジェンヌさんがいてどの組を観劇してもいつもドキドキします。あぁ、やっぱり宝塚って楽しいなぁ!