2019年6月11日
みなさま、こんにちは!
先日、お声をかけて頂きまして二年ぶりに京都で行われましたファッションカンタータへ行ってまいりました。
ファッションカンタータにつきましては二年前にブログでもご紹介しております。
(過去記事「ファッションカンタータ from KYOTO 2017」←コチラ)
27回目となります今回は初めての試みということで前夜祭パーティーが行われました。ファッションカンタータにモデルとして出演なさる栗山千明さん、渡辺大さんも来られるということでとても楽しみに出かけてまいりました。
場所は京都駅のすぐ横に新しくできましたホテルで、ドレスコードはもちろん着物です。
会場に来られていた方々は訪問着の方も多くいらしてとても華やかでした。男の方も全員着物で200名ほどの豪華なパーティーでした。最初に栗山千明さんと渡辺大さんのトークショーがあり、栗山千明さんのお顔の小ささにびっくり!背はそれほど高くなく、とてもお綺麗でテレビで拝見するよりずっとずっとチャーミングで、あまりの素敵さにいきなりファンになってしまいました。渡辺大さんもとてもかっこよく素敵で、舞台のすぐそばのお席だったので恥ずかしくて正視できませんでした。
お二人の写真は撮影禁止だったのでお写真は無いのですが翌日の京都新聞(←コチラ)などにパーティーのことやファッションカンタータのことが掲載されています。
栗山千明さんは私たちの展示会でも人気のあります栗山工房さんの和染紅型の振袖をお召しでした。ショーでの写真もネットに出ていましたので拝借。紫の振袖はろうけつ染めの丹下雄介さんのもの。黒の振袖が栗山工房さんの和染紅型です。
そして展示会に何度も来ていただいている濡れ描き友禅の高橋優子先生の作品もショーで披露されていました。どの着物もとても美しく、艶やかで誰もが「わぁ、やっぱり着物って素敵だなぁ!」と思うに違いありません。渡辺大さんや男性のモデルさんが着ていた男物の着物もおしゃれで、色使いや小物使いもとても勉強になりました。
話が前後してしまいましたがパーティーでは市田ひろみさんもトークショーをされました。会場に来られている方の着物をみて即興でトークをされました。一番前で見ている私も写りこんでいるこちらの写真は栗山工房さんと出品協力なさっている「小紋屋 高田勝」さんの社長に頂きました。高田勝さんの小紋も私たちの展示会でとても人気があります。高田社長は和装振興に大変ご尽力されています。今回のイベントもお声をかけていただきありがとうございました。
さて、こんな華やかな写真の後にご紹介するのも気が引けるのですが、私は爽やかな色合いの夏大島に佐波理の帯を合わせて着て行きました。実は佐波理帯の裏面は夏帯にもなるオールシーズンの帯なのです。そして最近よく使っているステンドグラスの帯留めを合わせました。会場の舞台横で。
ファッションカンタータは一般の方に先駆けてプレビューショーを見せて頂きました。きもの館にお越しいただいている作家の先生方や問屋さんたちも来られていましたが、唯一一緒に写真を撮っていただきましたのはみつわ商事の奥川さんです。いつもありがとうございます。
写真をご覧になって気づかれましたでしょうか。パーティーとは帯を替えてみました。ファッションショーに栗山工房さんが出品されると聞いていましたので栗山工房さんの和染紅型の夏帯をしめました。
会場にはミス着物の可愛らしいお嬢さん方がお出迎えされていて今回もいっしょに写真を撮っていただきました。
ファッションカンタータは「和装と洋装の融合」というテーマを掲げています。今回のショーではマーク・ジェイコブスのファッションショーもあり、全く違うファッションのはずの和装と洋装との世界が、一つの舞台で違和感なく流れていくのを不思議な気持ちで見ていました。着物を洋風に着こなしたり、洋服に和を感じさせる柄や素材を使っているのではなく、着物は着物としての美しさを追求し、洋装は洋装の美しさを追求したもので、そこに「和装と洋装の融合」が感じられたことはとても意義深いことだと思いました。
着物って改めて見ると本当に無限です。素材も色も柄もどんなものを取り入れても形がすべて同じで、この形である限り「着物」です。ファッションショーで洋装のものは形も様々でそれこそ無限にデザインがあるようですが、同じ形しかない着物でも全く見劣りすることはありません。着物ってすごいなぁ。
今年のファッションカンタータも、また多くの方に着物の魅力を伝えられたのではないでしょうか。このようなイベントを体験させて頂いて、私も着物に携わる者の一人として、たくさんの方に着物の魅力や楽しさを発信して行けたらいいなと思いました。