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クメール伝統織物展

2023年11月29日


みなさま、こんにちは!

先日まできもの館で「クメール伝統織物展」を開催しておりました。カンボジアの伝統織物を皆様にご紹介したくて、カンボジアはシェリムアップにありますIKTT(クメール伝統織物研究所)の方にお越しいただいて素晴らしいクメールの織物を揃えて頂きました。

 

糸の段階で色を染め分けし、紋様を織りあげていく絣織の技術は7世紀ごろにインドで発祥したと言われています。その技術は東南アジア全域に広まり、そこから琉球、日本へも伝わっていきます。
そして絹もカンボジアが原種のカンボウジュ種という蚕が古くから養蚕されていて、その絹糸は黄金色をしていることからゴールデンシルクと呼ばれています。

アンコール王朝の時代、カンボジアで作られる精緻な絣織の布はヨーロッパへも輸出されていました。カンボジアは世界有数の織物の産地でした。

ところが、1970年代に始まった内乱が多くの命と共にカンボジアの伝統技術を奪ってしまいました。

その技術の復興に大きく貢献した方のお一人に森本喜久男さんがいらっしゃいます。

カンボジアの伝統織物を昔ながらの製法で復活させるために村まで作ってしまった森本さんが立ち上げた「IKTT(クメール伝統織物研究所)」のご協力のもと、今回のクメール伝統織物展を開催することが出来ました。

今年の夏、私もアンコールワットから車で1時間ほど、森本さんが作った村「IKTT伝統の森」を訪ねました。

左の方がIKTTで森本さんの後を継いでマネージャーをされている岩本みどりさんです。

職人の皆さんとこの伝統の森にお住まいです。

この村で養蚕し糸を引き、村に植えている木々や植物で染織し、織り上げて布を作っていきます。

出来上がった布は伝統の森と、アンコールワットの近くにあるIKTTのショップで販売されています。

今回、きもの館でそのIKTTの商品をたくさん揃えていただきました。

こちら、ストールなのですけど帯として使ってみました。素敵です!

何もかもすべてが手作りなのです。色も絣も、その時に出来上がったものが唯一というところが本当に感動します。

きもの館にはIKTTスタッフの田中あずみさんにお越しいただきました。田中さんもシェムリアップのショップにお勤めされていました。毎日IKTTのストールを色々お召でした。素敵です。


私もシェムリアップのショップで頂いた大判のストールを巻いてみました。

大判なので着物のときにもすっぽりと巻けます。

ちなみに帯はクメール絹絣織の生地を使ったオリジナル帯「クメール奇跡絣帯」です。

ストールも人気でした。これはココナッツとプロフーとライチで染めてるのだそうす。

私たちもカンボジアの伝統織物、クメール絹絣に出会い、知れば知るほどその魅力に感動しています。

日本の着物と同じく、カンボジアの伝統技術に関わり、その技術を継承していくことの一助になれるよう私たちも様々な取り組みをしていこうと思っています。

 

 

 

 

 

 

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