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べっぴんの会2025での着物

2025年6月11日


みなさま、こんにちは!

6月も半ばに差し掛かり、大阪も梅雨入りしたようです。湿気の多い季節ですので何となく身体もだるく感じがちですので、皆さまご自愛くださいませ。

さてそんな中、昨日までのきもの館は日本で一番のパワースポットと化しておりました!

お越し下さいました方はわかっていただけると思います!最高でしたね!

過去に大好評を博しておりました元タカラジェンヌの鳴海じゅんさんと毬穂えりなさんが、今年再び本きもの松葉きもの館にてレビューショーを披露してくださっていました。

素敵でした~♡お客様皆さまも心から感動してくださいました。

鳴海さん、毬穂さん、本当に素晴らしいステージをありがとうございました!

 

さて、今回は「展示会での着物編」です。私はこの4日間、カンボジアの絹織物の着物「タケオ夢綾織り」を着ました。

初日はインディゴで染めたタケオ夢綾織りにクメール奇跡絣帯の名古屋帯を合わせました。カンボジアにも藍染めがあります。日本の蓼藍とは違い、マメ科のインド藍です。天然染は染め方が難しいのですが藍染めは特に難しいとカンボジアの職人さんも言います。どうしても均一には染まらないのですけど、仕立て上がってみるとそれがいい味わいになって私もとても気に入りました。

写真は今回お越しくださいました友禅作家の千地康弘先生です。先生は着物だけでなくお洋服のデザイナーとしても世界中で活躍されています。先生のお話はいつも面白くて楽しいです。

二日目は同じくタケオ夢綾織りの色違い、こちらはプロフーとラックで染めています。「タケオ夢綾織り」の名前は、カンボジアの絹織物の産地タケオ州と、カンボジアの織り方が綾織りというところから名付けました。

帯は千地先生の蓮糸の帯です。先生はミャンマーの蓮から糸を取って帯を制作されています。とても軽くて締めやすい帯です。

三日目はインディゴのタケオ夢綾織りに蓮糸の帯を合わせました。同じ東南アジア同士ですね。タケオ夢綾織りは生地がしっかりしていて気崩れもなくとても着やすいです。すべてカンボジアの方の手染め、手織りなので同じ草木を使って染めてもどこか違っています。そんな素朴な味わいを楽しんでいただきたいなと思います。

そして最終日はプロフーとラックで染めたタケオ夢綾織りに夏牛首の帯を合わせました。帯の柄もなんだかカンボジアっぽく見えます。今年は2月、4月とカンボジアに行ってまして、次は来月7月に行く予定です。新たに織物を作ってくださる職人さんも増えてきて、4月に行った時にはこれまで見なかった織物を見せていただき、また新たな織物の魅力を感じています。

カンボジアシルクの世界をますます魅力的なものにしていけますよう頑張ってまいります。

そして今回の福田店長の部屋は、えんじがかっこいい御召の着物です。つけているエプロンはお客様が羽織から作ってくださったものだそうです。

お客様のお手持ちの着物のご相談をなんなりと承っております。洗い、仕立て替えというお手入れから、もう着ないから引き取って欲しいというご相談も受け付けております。
お気軽にお越し下いませ!

最後に鳴海さんと毬穂さんのお写真を💛
本当に素晴らしい歌声のハーモニーでした。可愛らしいロミオとジュリエットから熱いラテンナンバー、壮大なデュエットソングまで、どんな歌も歌いこなすお二人にもう脱帽です。

これからもずっとずっと歌い続けて欲しいです。本当にありがとうございました!

 

 

 

 

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