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赤札大感謝祭2025での着物

2025年11月12日


みなさま、こんにちは!

きもの館での本決算赤札大感謝祭にお越しいただきましたお客様、誠にありがとうございました。

今年度ももう最終月、一年は本当に早いですね。今年度は毎月きものでお出かけの会を作り、皆さまと楽しくお出かけをしました。大阪万博も行きましたね!またこれからも楽しい思い出を皆さまと一緒に作っていけたら嬉しいです。

さて、今回の展示会での着物編です。最近はブログも展示会での着物編ばかりになってしまっています。すみません。昔はタカラヅカのブログも書いていました。力が入りすぎて前置きだけで1,000字を越えてしまって何度書き直したかわかりません。もちろん今も大好きなタカラヅカです。12月に愛する雪組(懐かしいフレーズ💛)を観に行きます。美しすぎるトップコンビが美しいお役をされるので楽しみすぎます。

話がそれました。今回は綾遥架コラボをテーマに五日間コーディネートしてみました。

初日は綾遥架のタケオ夢綾織りの無地の着物に安治郎先生の染めの名古屋帯を合わせました。半衿のカラシ色に合わせたコーデです。タケオ夢綾織りの無地でもインディゴは人気の色ですが、染めるのが難しいといつも言われます。日本の蓼藍とは違ってマメ科のインド藍なのでジーンズのような色合いです。そしてその原料も年に一度の収穫の時しか手に入らず、争奪戦なのだそうです。年中暑いカンボジアですので他の植物は年中あるのですけど。

2日目はインドネシアのタッサーシルクにクメール奇跡絣帯を合わせました。同じ東南アジア出身コーデです。こちらはタケオ夢綾織りと違って後染めです。カンボジアにも後染めの技法はありますがたいてい先染めです。絞り染めもあって、またその技法で何かできないかなぁと思案中です。

3日目は絣織のタケオ夢綾織りに岡重さんの染め名古屋帯を合わせました。やっぱりこの絣織りいいですねー!写真写りもいいですが実物も素敵なんです。是非見に来てください。この絣柄もきちんと同じ寸法ではないのでぴたっと柄合わせができないところがまた何とも言えないおおらかな感じです。岡重さんの更紗のお柄がよく合いました。

4日目はインディゴのタケオ夢綾織りに、今回きもの館にお越しいただいた喜久樹さんの帯を合わせてみました。喜久樹さんは創業者の糸川氏がインドの素晴らしい織物を着物にしたいという思いから生まれたブランドです。形は着物でありますが洋服感覚のお洒落さが素敵です。これは刺繍の名古屋帯でとても可愛いです。

5日目は同じく喜久樹さんの帯を絣織のタケオ夢綾織りにも合わせました。喜久樹さんのアドバイザーでいらっしゃる長島さんと一緒に。とても素敵な方でお話を聞くのがとても楽しいです。綾遥架もカンボジアの織物に魅せられて出発したブランドですので、喜久樹さんの世界観と共感するところだらけです。カンボジアはインド文化の影響を強く受けていますのでこのコラボコーデもしっくりいったのではないかと思います。世界が織物で繋がっていくのがとても嬉しい気持ちです。

そんな綾遥架の着物を着て展示会にお越し下さったお客様の素敵コーデをご覧ください!綾遥架の色合いに合わせた頭摺りの小紋にクメール奇跡絣の名古屋帯をコーディネートしてくださいました。半衿もとっても素敵です。手にはIKTTのショールをお持ちです!こうして「着てきましたよー!」と仰って下さるととても嬉しいです!どうもありがとうございました!

そして福田店長の部屋です。店長は着物だけではなく温泉にも詳しいことがこの度判明しました。今回の着物は紬だそうです。それしかわかりませんが店長の話は面白いですのでぜひ会いに来てください。

今回もたくさんの問屋さんが参加して下さって、皆さまには色々なテイストの着物を楽しんでいただけたと思います。それぞれの着物を作るために色々な技術が使われていて、そんな話を作家の先生やメーカーさんから直接聞けるのも展示会の楽しさの一つです。美術館にも負けないぐらいの美の宝庫です!

皆さまぜひきもの館の展示会にお越し下さいませ。

 

 

 

 

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